FOAのメリット

フロー・プッシュ型システム(スピード&アジリティ)

  FOAシステムは、現場の様々なイベントである事実情報を「CTM(意味ありメッセージ)」としてデジタル化し、即座に組織全体に共有する新しいIoTシステム環境をご提供致します。 このような情報の扱いは、世の中にも既に存在しています。代表的なものが、新聞やTVなどのメディアのニュース情報です。通常、ニュースはネット上に流れていてもニュースデータとは言わずニュース情報と言います。読者(受け手)が理解できる「情報の纏り」になっているからです。世の中で発生する重要な出来事(事象)を提供し読者に知らせる、共有する仕組みであり、FOAではこの仕組みを提供するIoTシステム環境のことを「フロー・プッシュ型システム」と呼んでいます。
  これらの意味や価値のある情報の単位に纏めて即座に配信する仕組みを実現する次世代IoTエンジンこそが、弊社のIoTアプリケーション「FOA-Studio」です。

回転すし型IoT(フレキシビリティ)

   FOAのユーザビリティ(高操作性)をイメージし、表現したものです。 FOAのコンセプトに重ねてみると、ITの世界で一般的に言う業務要件定義はお寿司屋さんのメニュー、「CTM(意味ありメッセージ)」は回転している「小皿のすし」、ということになります。

 お寿司屋さん<回転すし>におけるお客様の要求は、好きな寿司をその場で(リアルタイムに)選び、好きな量だけ(収集したい期間や量)食べることです。 何が食べたいか(どのデータが欲しいか)は、その時にしか決まらない。お寿司の素材(米、酢、調味料、魚、ワサビ)がデータであり情報です。

   弊社のIoTアプリケーション「FOA-Studio」を通じて、まるで回転すしのような情報(データ)選択の自由度を上げていく真のユーザビリティを実現致します。 これに加えて、「FOA-Studio」上で生成され、フローする「CTM(意味ありメッセージ)」を組織全体で共有することにより、意味や価値のある解釈の多様性を醸成します。

既存IT資産との親和性 (コネクティビィティ)

 既存IT資産を有効活用できるのも、FOAソリューションの魅力の一つです。

 FOAシステムは、FOAシステムアプリケーションの一つである、標準API機能「Mission(外部API)」と「入力Wrapper」の2つのアプリケーション機能を通じて、物理的にERP、MES、BOMなどの既存ITシステム群へのデータ接続を可能にしています。但し、FOAが目指す真のコネクティビティは、この物理的な接続や接続上の汎用性のことだけではありません。システム接続性を高め、各システム領域間で質の高い意味のある情報(CTM)を行き来させることにより、FOAシステム上でフローするCTMが更にリッチになり、最終的にビジネス・アジリティやフィールド・アジリティを実現する次世代創造型組織・企業の形成に貢献していくことこそが最大のポイントです。

 この、相互システム接続による質の高い、意味のある情報の融合(CTMコンバージョン)と、それによるユーザの行動と組織・ビジネス全体の進化こそが、FOAのコネクティビティの意義なのです。

情報オーバーリーチ(スケーラビリティ)

 世間一般の企業や階層組織においては、上から下が特に見えにくくなっています。下から上は比較的見えやすい、といったお話もよく聞きます。見え方もさることながら「組織内の縦連携(階層を跨いだコミュニケーションや情報共有)」に際しては、どうしても思惑や忖度が働きがちです。階層組織におけるコミュニケーションには、この上下レイヤー間の様々な問題が付き纏います。

 そこで、FOAシステムの出番です。本社部門においては、戦略や経営計画、開発計画、生産計画等の全体ポートフォリオの視点からストレスフリー且つ、シームレスにCTMをご活用頂くことで、現場の実態把握に向けた余計な負荷を掛けないで済むようになります。一方の現場サイドにおいては、本社向けの情報連携や報告に日々の手間を掛けないで済むようになります。特に、CTM内の背景情報を通じたコミュニケーションにより、本社も現場も、自らが意図した以上の実態把握が可能になるのです。

 また、FOAシステムは「組織の横連携」に際してのグローバル支援や、物流・送達ロス・品質影響といったムダ・ロスのボトルネック顕在化にも大きく貢献致します。「情報オーバーリーチ」とは、この「組織の縦連携」や「組織の横連携」のシーンにおいて、自分の守備範囲(担当領域)や責任範囲を超えて関連しそうな情報にアクセスする能動的なアクションのことです。FOAシステムでは、「グローバル&リアルタイムな情報オーバーリーチ」の実現を強力にサポートするFOA-Studioアプリケーションをご用意しております。

気づきを促すIoT

 実は、人はコンピュータが出現する前の大昔からビッグデータを処理してきているのです。現代においても、目や耳といった五感から膨大なデータが日々ひっきりなしに飛び込んできますし、人同士の会話や文字コミュニケーションでは、非常に多くの有意なデータや情報を日々当たり前のように処理しています。近年で見れば、ニュース・インターネット・雑誌等の様々なメディアから多くのデータ(情報)がもたらされ、まさに洪水のように流れ込んできます。人は、テクノロジーの進展と共に、増加していく大量のデータ(情報)を大量処理しながら日々生活しているのです。

 ここで大切なのは、人は“モノやコト”を認識するとき、その周辺を含む全体を意識しながらモノやコトを認識しているという点です。これはまさにFOAが取り扱う“背景情報”の概念そのものであり、人はこの背景情報をデジタル化した背景データを通じて、ビッグデータ処理をしながら日々生活しているとも言えるのです。 それならば、もっと人の脳のデータ処理に適したようにするシステム的なアプローチはないだろうかと考えました。

 これらの観点から弊社が捉えてきた情報処理のメカニズムこそが、FOAでありFOAシステムのCTMなのです。FOAシステム上でフローするCTM(事実情報)を人や組織がビッグデータ処理をしながら捉えることにより、新たな察知や気づき、多様な解釈が生まれます。更に、それをAIや既存ITシステムと連携し、解析・検証を繰り返していくことで、新たな気づきが生まれていきます。このFOAシステムを通じて生み出される察知や気づきの連鎖、多様な解釈の連鎖のことを「FOA KIZUKI LOOP」と呼んでいます。

気づきを促すAI連携

 AIや統計分析のデータ選択の際は、現場固有のデータの関係性を考慮したデータの選択・収集が最初のアプローチになります。現場にある雑多でバラバラなデータを力技でAIに押し込んでみても、なかなか期待する答えにたどりつくのが難しいものです。

 そこで、FOAシステムを用いて“より効率的なAI活用”を目指してみてはいかがでしょうか。「人にとっておいしいデータは、AIにとってもおいしいデータである」というあくまで仮説ですが、実際に「CTMをAIに入力したときのほうがバラバラのデータを入力したときに比べ、明らかに納得のいく結果が得られた」というトライアル結果も寄せられています。現場の事実情報(CTM)は、AIにとって貴重で効率的な学習教材であり、学習結果に基づくリアルタイムな判断を実施するための有効なインプットデータとなり得るのです。

人とAIの能力協創メカニズム

 AIは、ロジックによって大量のデータを高速処理する能力に優れています。しかし、データがないと一切前に進めません。 一方で、人間はデータの後ろ(=データそのものからは知覚し得ない部分の情報や、そもそもデータ化されていないので知覚し得ない部分の情報等)を認識し・気づき・想像する能力を持っています。この人間の能力は、ビジネスシーンにおける現場や本社のスピーディで、プロアクティブな判断・アクションのように、これまでも重宝されてきた人間のすばらしい能力です。

 これからのIoT時代の新たな知見を生み出していく為に、FOAでは「現場の事実情報に基づくCTM(意味ありメッセージ)」を通じて、人間とAI双方の能力をサポートしていきます。データの背後にある情報を認識しやすくし且つ、データの関連性を即座にAIに伝達できるような情報の纏りを「事実情報・CTM(意味ありメッセージ)」として、組織全体に瞬時に配信するIoTシステム環境をご提供致します。

オールインワンのシステム構築手法

 FOAシステムは、通常のITシステム構築で求められるデータの構造化や正規化を必要としないDBレスなシステム設計・開発手法を採用しています。CTMを作成・編集・分析する為の必要な機能を全て網羅したFOA-Studioアプリケーションをご利用頂くことにより、FOAシステムの構築から運用までを短期間且つローコストで実現致します。

アジャイル型のシステム構築手法

 通常のIT構築手順のようなウォーターフォール型開発や、複雑難解な要件定義を実施せずに、アジャイルなアプローチでFOAシステム環境をスピーディに構築できます。 カット&トライ方式で先ずは最小提供単位(8つ)のCTMがフローするFOAシステム環境を短期間且つローコストに構築してみませんか。